ご報告 応募する子どもたちへ 学校の先生方へ 作文について思うこと

関西地区の一次選考が終了しました

投稿日:2018年9月14日 更新日:

十二日と十三日の二日間で関西地区の一次選考が行われ、無事に終了しました。選考委員を微笑ませてくれたり、悩ませてくれたりと様々な作品を、六人の大人が真剣に読み、次の選考へと送り出しました。

 

2018関西地区一次選考会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回選考にあたらせて戴いたメンバーは、雑誌の編集者、ライター、デザイナー、絵描きと、いずれも表現とものづくりの専門家。そのプロ中のプロから小中学生の皆さんへの感想や注文が幾つか出ました。

1. 読みやすい字で書いて欲しい。字の上手下手には個人差も年齢の差もありますが、字というものはゆっくりと丁寧に書けば乱れにくくなります。早く仕上げちゃおう…という気持ちは読み手にはすぐに伝わります。

2. 原稿用紙はちゃんと使ってください。縦書き用の原稿用紙には縦書きで。日本語を書き表す原稿用紙には、縦書きの場合には右側から書いていくという決まりのようなものがあります。この決まりは、読む相手に読みやすくという思いやりも含まれています。

3. 皆さんの文章を最初に読むのは我々大人です。つまり、同世代の小中学生から、ご両親や祖父母の世代まで幅広い年齢層が読みます。そこへ「皆さんは水の大切さを知っていますか?」のような表現は、目上の人達に失礼にあたります。教室のクラスメイトに向けてならいいのですが、これは全く意味のない選考にはマイナスになる一言なので、今後は気を付けてください。

4. 調べ事の文章が多く見受けられます。調べるとは自分自身ですることです。他人から聞いたことを書き記すだけでは、あなたの意見や思いにはなりません。一生懸命に調べたことによって、どう感動し、役に立ったのかを表現してください。我々は宿題のレポートのような文章は求めていません。

5. 少し厳しい意見かもしれませんが、まだ幼い皆さんが物事を決めつけるような表現は避けるべきだと思います。3.でも書きましたが、大人も読みます。あなたたちより、たくさんの経験を積み、その中で努力して生きてきた人には「まだまだ、もっと調べて考えて」と言いたくなる書き方ですから。

6. 指導される先生方と親御さんにお願い。必ず事前の指導と、書き上げた作品に目を通してあげてください。不注意な誤字脱字や表現のミスが見受けられます。ざぶん賞は完璧な文作にだけ高い評価をする団体ではありませんが、せっかくの感動的な文章をうっかりミスで台無しにするのは、とても勿体ないと思います。子供の素晴らしい文章作りのお手伝いを宜しくお願い致します。

 

700数十点を読み、選考をするとへとへとになります。しかし、それは辛くはなく、むしろ心が大きく動かされ心地よい刺激を貰いたくて志願しております。一生懸命に読ませて戴きますので、今後ともざぶん賞を宜しくお願い致します。

 

殿村栄一

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